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ヒマでも食べる

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2011年 05月 26日

護国寺

正直、鳩山会館にはあんまり乗り気じゃなかったの。
それはノン智も気付いてたみたいだけどね(^~^)
でも、お風呂に入りながら「鳩山会館に行くには江戸川橋駅か護国寺駅だから、護国寺駅ってことは護国寺があるってことだよな」って当たり前のようなことを考えて、お風呂を出てから検索してみたの。

まずは美味しいものを見つけることが気持ちを盛り上げるには必要なことだよね。
で、見つけたのが和菓子の「群林堂」。
あ・・・私、和菓子ダメじゃん(T△T)
でも、護国寺に向かう途中で人が並んでるのを見たら、なんか買いたくなっちゃってね。
餡子の入ってない豆餅とみたらし団子なら食べれる!って思って並んでみた。
あ~~~残念なことにどっちも売り切れ(-_-)
仕方ないから両親用に豆大福を買うかって思ったら、お店のおじさんが「ちょっと待ってくれれば(みたらし用の)団子焼くよ」って言ってくれた。
みたらし団子を3本買って、お腹が減ってたから1本食べてみた。
ん~~~団子の食感とみたらしあんの少なさが・・・私的には微妙、みたらしあん増量で!!
そもそも、ここは豆大福が美味しいって有名らしいからね。
豆大福の餅の部分もつまみ食い、餡子たっぷりでちょっとしかつまめなかった。
餡子ごと食べた両親は「美味しかった」って言ってたから、やっぱり豆大福のお店なんだね。
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みたらし団子を食べた後、通りすがりに見つけた「太陽のトマト麺」ってお店に入ってみた。
台湾の牛肉トマト麺とは全くの別物、中華麺なのにイタリア~ンって感じ。
お店のおにいさん達も素人ちっくだったけど、出てきたものもなんだかねぇ~。
でも味は良かったよ、トマト!!って感じで美味しかった。
それに家でもマネできそうだし、夏場は冷やしてつけ麺風もいいかなとかアイデアも浮かんできたしね。
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実は・・・欲張ってランチメニューを注文してたの。
太陽のラーメン鶏めしがついた“太陽のBランチ”をね。
甘い鶏肉がのってて、このまま食べるものなのか、スープをかけて食べるものなのか迷った。
で、ご飯をレンゲにのせて、スープをつけて食べてみた。
ご飯とねぎと鶏肉を一緒に食べるならスープなしのほうが良くて、ご飯だけならスープにひたして食べると美味しかった。
で、どうやって食べるのが正解だったのかな???
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この日は俳優の児玉清さんの葬儀で、みたらし団子を食べてるときは報道陣とかもたくさんいて、とてもじゃないけど中に入れる状態じゃなかったんだ。
だから先にラーメンを食べに行って、それから「護国寺」へ。
1681年、五代将軍“徳川綱吉”が、生母“桂昌院”の発願により、如意輪観世音菩薩像を本尊とする「護国寺」を創建したそうだ。
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仁王門をくぐって中に入ると、左右に水屋と書かれた手水舎があった。
その先には階段、きっと風水的なものを考えた造りなんだろうねぇ~。
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手水舎って、龍の口から水が出てることが多いけど、ここは下から湧き出てるのかな???
ちょっと口をすすぐのは怖かったので、手だけ洗って入った。
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ちょっと前ならツツジとかサツキがきれいに咲いてたであろう階段を上ると、「門を潜ると病気にならず、長寿でいてほしい」という願いが込められた不老門がある。
綱吉が桂昌院のために建てた祈願寺だから、そういう願いもこめてたんだろうね。
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欧米人のおじさんが写真を撮ってたから、私もつられて撮ってしまった。
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あ・・・アヒル口だw( ̄▽ ̄;)w
か・か・かわいいじゃねぇ~か!
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やっと本堂が見えてきた。
ここまで車で入れるんだねぇ~。
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観音堂(本堂)は、1697年(元禄10年)のお正月に新営の幕命があって、それから半年くらいで完成して、その年の8月には落慶供養の式典が盛大に行われたそうだ。
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明治16年、大正15年の火災でいくつか失った建物もあったけど、観音堂は元禄の創建当時のものらしい。
重要文化財”だし、もちろん“火気厳禁”よ!!
観音堂の中は撮影禁止だった。
チラッと“院”て文字だけ見える「悉地院」って書かれた篇額は、観音堂造営の記念として奉納された綱吉直筆のものなんだってさ。
観音堂にはたくさんの仏像が安置されてて、入れないようになってた奥を覗くと、そこにはそれぞれに桂昌院の髪が納めてある“三十三身像”ってのがあった。
その三十三身像は如意輪観世音菩薩像や観世音菩薩の化身で、なんで33なのかっていうと、観世音菩薩は人々を救うために33の姿に変身すると説かれているからだとか・・・。
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観音堂の中は風がスーっと入ってすごく気持ちよかった。
風は何度も入ってきたのに、1回だけノン智が話をしてるときに「チリ~ン」って鈴がなったの。
私はそこに鈴があることに気付いてたから驚かなかったけど、背後からいきなり「チリ~ン」って音がしたノン智は鳥肌が立ったそうだ。
で、「なんか怒られたみたい」って言ってた。
私は招かれてるって気がしたけど、本人がそう感じたのなら、たぶんそうだね(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)
きっと、なんか悪さしたんだろうなぁ~~~、アイツ。
で、観音堂の周りをグルッとしてみると、ノン智がハートを発見。
本当に1697年当時のまま???
その当時にハート型って何て呼ばれてたの???
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関東大震災とか東京大空襲にあっても、ちゃんとそのままの姿を残してるってことが凄いよね。
レオナルド・ダ・ヴィンチの“最後の晩餐”があるイタリア・ミラノの「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」も第二次世界大戦中に連合軍の空襲を受けたけど、“最後の晩餐”の前には土嚢が積み上げてあったから被害を免れたって話じゃん。
実際に“最後の晩餐”を見たときも「奇跡的だなぁ~」って思ったけど、そういうのって日本にもたくさんあるんだよね、きっと・・・。
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本当はね、護国寺のサイトに載ってた“十二神将”が見たかったの。
でも、見れなかった(ノд-。)
見れなかったけど・・・護国寺は良かったよぉ~~~!!
護国寺_e0075693_1435261.jpg
私が新宿に住んでた頃、近所に「チカダ」って文房具屋さんがあったの。
そこは児玉清さんの奥さんの実家がやってたらしくて、買い物に行くと児玉清さんがお店にいるってことも何度もあったんだ。
だから子供の頃は「アタック25のおじさんがいる~~~」ってちょっと感動したんだよね。
もう何年もあの辺りには行ってないけど、チカダってまだあるのかな???
それにして・・・児玉清さん、本当にステキな人だったなぁ~~~。

by hiro428 | 2011-05-26 18:42 | 日本国内


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