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ヒマでも食べる

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2008年 03月 02日

世界最古のレストラン

王立劇場の正面から王宮がドカンと見ることが出来る。
あ、この景色ちょっと懐かしいかも・・・ここはよく通ってた気がするけど、また今回も中に入ることはなかった(爆)
広場には、フェリペ4世騎馬像がある。
フェリペ4世とはどんな人だったかと言うと、政治家としてはイマイチだったけど、性格が良くてカスティーリャ国民に愛された人物だったとか・・・。
騎馬像になるくらいだから、もちろん乗馬や射撃は得意中の得意。
それだけじゃなくて、ベラスケスやルーベンスを保護して傑作を数多く描かせた、当代随一の目利きだったらしい。
そういう人が何代目かにいないと、きっと国家的芸術ってのは残らないんだろうねぇ~。
そうそう、王立劇場の裏手にある像“イサベル王妃”が最初の奥さんだそうだ。
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1764年に完成した王宮、今回も入場料をケチって中に入らなかったので、門の外から写真を撮った(笑)
今の王様は別のサルスエラ宮殿ってとこに住んでるから、ここは迎賓館として使われてて、普段は一般公開されてる。
王宮内は、きっと絢爛豪華なきらびやかな世界なんだろうけど、正直あまり興味がない(-_-)ゞ゛
その素晴らしさが理解できるようになる日はくるのだろうか・・・!?
世界最古のレストラン_e0075693_10302676.jpg
王宮の隣にある“アルムデナ大聖堂”の正式名称は「サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂」というそうだ。
建設計画は16世紀に始まったのに1993年まで完成しなかったって、よく完成までこぎつけたなぁ~ってくらい凄いことだよね。
2004年5月22日にフェリペ王太子と離婚暦のあるニュースキャスターが結婚式を挙げたことでも有名。
フェリペ王太子が「彼女と結婚できないのなら王冠を捨ててもいい」って断言したそうだけど、そうそう捨てられるもんじゃないよね(◎0◎)
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観光バスの2階部分から必死で写真を撮ってる女性を見て、「あ~これも何かなんだろうなぁ~」と、とりあえず撮った1枚(笑)
地図を見てみると、これは市役所だったみたい・・・。
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さて、この日のランチはJCBプラザで予約してもらったギネスにも認定されている世界最古のレストランボティン」。
文豪ヘミングウェイも常連で、“日はまた昇る”の中にも登場するそうだ。
ランチは1時からだったから、予約は1時に入れてもらって10分過ぎくらいに行った。
タブラオでもちょっと早めに行ったら入れなかったからね、少し遅めに・・・。
店に入ると、開いたばっかりだから、予約なしでも全然余裕なくらいガラガラだった。
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地下に行くように言われ、狭い階段を下っていくと、洞窟のようなところに案内された。
そこは3組が入れるようになってて、すでに韓国人カップルが1組いた。
昼間だし、飲み物はミネラルウォーターを頼んだ。
まだお腹もそんなに空いてなかったから、前菜に「卵入りのソパ・デ・アホ(ニンニクのスープ)」を1つだけ取った。
味がわかんないくらい超~~~熱々だったけど、冷めてきたら美味しかった。
上に浮かんでるのは大量のパン、これだけでかなりお腹が満たされる(笑)
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ボティンといえば「子豚の丸焼き」、生後2週間以内の子豚らしい。
中華の子豚の丸焼きとは違うもので、これはこれで美味しいとは思う。
でも、セゴビアで食べた時はもっと美味しかった気がするなぁ~。
皮はパリッパリで美味しいんだけど、やっぱり脂がしつこいというか、柚子胡椒とまでは言わないけど(笑)、せめてマスタードくらい欲しかったかも・・・。
もう1品は、トレドで食べる時間がなかった「山うずらの煮込み」を注文。
山うずらなんて食べたことなかったら、かなり興味あったんだけど、骨が多くて食べにくかった。
それと、ソースがしょっぱすぎて辛かった(。>。<。)
このお店は美味しい!と評判だったから期待しすぎたのかな???
世界最古のレストランで食事をしたってことには満足だね・・・あれ?微妙!?
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後から入ってきた欧米人カップルは赤ワインとサラダを食べていて、先に入ってた韓国人カップルは「金持ちだなぁ~」ってくらい頼んで残してた(笑)
飲み物はミネラルウォーター、前菜はソパ・デ・アホとカラマレス(イかリングフライ)、メインは子豚の丸焼きともう1品、そしてデザートもリンゴのなんとかって言ってたな。
貧乏人の私達は、こんなとこここではデザートを食べる気にならなかったので、スーパーでデザートを買うことにした。
何にしようか悩んでいると、ベビーシッターみたいなおばさんが子供に「何がいいの?」と隣で話していた。
子供が「これがいい」って選ぶと、「これは○○だから、こっちにしなさい」って・・・。
「何がいいの?」って聞く意味ないよね!?(爆)
私が邪魔だろうからと少しよけると、「いいのよ!」ってちょっと怒られた。
いや、怒られたって言うより、そういう口調の人なんだろうね。
その人達がいなくなってからもさらに悩んで選んだのは「チーズフラン」。
ホテルに戻って、ホテルのスプーンを借りてきて食べた。
空き瓶ももったいないから、洗って持って帰ってきちゃった(〃∇〃)
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ボティンでは、1人1.7ユーロのパン代ってのがチャージされる。
水が有料なのはわかる、でもパンはサービスだと思ってたからビックリ( ̄◇ ̄;)
そんなにお腹空いてなかったから一口も食べなかったんだけど、そんなことなら持って帰ればよかったな・・・!?

by hiro428 | 2008-03-02 11:15 | '08 スペイン・オーストリア


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