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ヒマでも食べる

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2008年 12月 13日

甘~~~いワインとビスコッティ

Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella」と、やたら長ったらしい名前のお店は、日本語だと「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」と短め(笑)
*Via Della Scala 16
13世紀に修道院の薬局としてスタートした、現存する“世界最古の薬局”だそうだ。
化粧品、石鹸、香水など、当時と変わらぬ手法で製造してるんだって。
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一歩入るとものすごい匂いだけど、ここのプロダクトはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を運営するカトリックでも最も古い修道会のひとつ、ドミニコ修道会の教義“癒しの実践”として生まれたもの。
癒しなのか・・・まぁ、慣れてくれば癒されてるような気もしなくはないかなぁ~(*´ー`)
「買い物する気がなくても、店内を見るだけでも価値がある」って何かに書いてあったけど、たしかに時間があったら見に行ってもいいんじゃないかなぁ~。
だって、世界最古だよ、ちょっとした無料の美術館って感じだったね。
私が買ったのはクリスマスツリーに飾ってあった御札みたいなキャンドル(笑)
匂いは2種類あって、ローズのほうを来た記念ってことで買ってみた。
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全ての商品が並んでるわけじゃないから、ちょっと実物を見たいなぁ~とか思ったらカウンターの人とお話をしなきゃいけないわけ。
そんなときに“日本人スタッフも常駐”ってのが大きな役割があるんだろうなぁ~って思うでしょ。
それがさぁ~、商品について説明するでもなく、突然、お会計のときに現れて、偉そうに「11ユーロです」とか言うのよ。
私が買ったキャンドルはカウンターに置いてあったから、匂いを嗅いだりしてたらカウンターのお姉さんが英語で説明してくれたのね。
そのときに値段も聞いてわかってたし、偉そうな日本人に「11ユーロです」とか言われても腹が立つだけじゃん。
偉そうな態度のスタッフは日本人だけじゃなく他にもいて、智レンティーノがキャンドルの値段を聞いたお兄さんなんて「俺がやったディスプレイに触るなよ」と言わんばかりの態度だったしね。
帰り際、3人くらいで来てた日本人のおばさん達がどうしたらいいかキョロキョロしてたけど、その日本人スタッフはカウンターから一歩も出ようとはしなかった。
なんだろうなぁ~~~、商売下手といより、歴史にあぐらをかいてるって感じかな。
良い物は買えたのに、気持ち的に納得いかないって感じだけど、まぁ~そんなこともあるよね。
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フィレンツェ最後の食事は、チャールズ皇太子や去年亡くなった“三大テノール”の一人ルチアーノ・パヴァロッティも訪れたというお店に行ってみた。
電気はついてるんだけど、開いてるのか閉まってるのか、ドアを開けてみるまでわからない「Trattoria Coco Lezzone」ってお店(笑)
*Via del Parioncino 26r(parallela via Tornabuoni)
ドアを開けると、おばさん達が笑顔で迎えてくれた。
私達の定番になってるハウスワインのハーフボトルを注文、味はこれで十分って感じ。
そうそう、季節的にポルチーニを食べないといけないよね!!
ポルチーニのパスタを頼んだら、ファルファッレのシンプルなものがきた。
ショートパスタはあんまり好きじゃないけど、イタリアで食べたのはやっぱり美味しかったなぁ~。
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パンのスープ“リボリータ”がオススメらしいから頼んでみたけど、一度食べてみればいいかな。
美味しかったけど、固くなったパンを前日に作ったスープに入れたような、なんか残り物を食べさせられてるような感覚になった(笑)
アーティチョークも秋までが旬らしいし、日本では食べる機会もあんまりないから頼んでみたけど、智レンティーノは好んで食べる味ではないって言ってたな。
私はけっこう、こういうのも好きなんだよねぇ~。
でもね、隣のお兄さんが食べてたアスパラがものすっっっごく美味しそうだったの。
あれだけは悔やまれるね、あの柔らかさは何???って感じだったのよぉ~~~( ̄¬ ̄)
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メインを食べる余裕はなくて、お店の人も「それだけ?」ってちょっとやな顔してたけど、デザートを頼むと急に笑顔になった、なぜ???(笑)
ナッツ入りのビスコッティをシロップか!?ってくらい甘~~~いデザートワインに浸して食べる“Biscotti di Prato con Vin Santa”ってのと、またしてもティラミスを注文。
ティラミスは普通って感じだったけど、ビスコッティのほうはかなり気に入った。
なかなかワインを吸ってくれなくてワインだけ残っちゃったけど、だからって残ったのは甘すぎて飲むことは出来なかった。
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フィレンツェは全部歩きだったから、夜、ホテルまで帰るときは変なお兄ちゃんがなんか言ってきたりしたけど、そんなのには目もくれずに黙々と歩いた。
そんなとき、若くてかわい~女の子なら「え?何?やだ~」とでも言うんだろうけど、智レンティーノとヒロッゾだからね、男っすよ、オ・ト・コ!(爆)
フィレンツェも無事に終了、次はミラノに移動だ!!

by hiro428 | 2008-12-13 23:02 | '08 イタリア


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