ヒマでも食べる

damenichi.exblog.jp
ブログトップ
2011年 11月 11日

10針

一昨日、栗の渋皮煮をペースト状にしてプリンを作ろうと思ったのね。
ハンドブレンダーでガーーーっとやってたら、刃が動かなくなっちゃってさ。
おかしいなぁ~って指を入れた瞬間にガッて動いて・・・。

一瞬の出来事だった。
左手の親指の腹、爪から爪まで“U字”にガッツリえぐっちゃったの。
「ワァ~~~」ってティッシュで指を押さえたけど、血がドクドク出てきて、もうパニック!!
肉みたいのも出てるから、神経は大丈夫か動かしてみた。
そんなとこは意外と冷静だったのよね。

でも、これはヤバイと思って「近くに外科ないかな?」ってSじいに電話した。
なんとなく、病院と言えばSじいって思ったんだよね。
ま、Sじいだって自分ちの近くの病院は知ってても、うちの近くの病院までは知らないよね。
「救急車を呼んだほうがいい」って言われて、指1本で救急車を呼ぶなんてって思ったけど、どうにも血が止まらないから、自分で119番に電話した。

折返し救急隊員の女性から電話が来て、外に出れるようなら外で待ってるように言われた。
保険証、財布、携帯電話、家の鍵を持って表に出て、指を押さえながら「痛い・痛い・痛い」って玄関前を歩き回って待ってたら、「ピーポーピーポーピーポー」って音が近づいてきた。

「すいません」って救急車に乗りこむと、血圧、体温を測って、目の状態も見ながら、いろいろ質問された。
ティッシュをはがして傷の様子を見て、隊員同士で「こりゃホニャララだな」って言ってるんだけど、そのホニャララが何のことなのかは全くわかんなかった。
ガーゼを巻かれて「ギュッと押さえて下さい」って言われたけど、ギュッとすると激痛がぁ~!!
で、「近い方がいいですよね?○○外科でいいですか?」って聞かれたけど、それがどこにあるのかもわかんなかったから、「はい、お願いします」って言った。

走ること数分、こんな近くにこんな病院が・・・って、昔からあるような古い個人病院があった。
救急で行っても待たされるから、インフルエンザの予防注射よりこっちを優先してくれぇ~~~(T△T)って思いながら待った。
やっと名前を呼ばれて診察室に入ると、蝶ネクタイのおじいちゃん院長先生が座ってた。
うわぁ~~~マジかよぉ~~~とは思ったけど、背に腹は代えられない。
手術室に案内されて、看護師さんに手の洗浄をしてもらってたら、そのおじいちゃん先生が手術着に着替えて入ってきた。
あ~~~、手術はもう一人の若い先生かと思ったのに・・・。

動かないように両肩を抑えられて、局部麻酔を2本打った。
縫うとこは見たくなかったし、手術用のライトもまぶしかったから目をつぶって終わるのを待った。
麻酔が効いててもプチンッて何かを切ってる感じはわかるんだよね。
ちょっと出ちゃってた肉を切ったのか、それとも糸を切ってたのかは不明。
「ちゃんと窓閉めたっけかなぁ~?」とか別のことを考えながら縫い終わるのを待った。
細かくだけど、トータルで10針縫った。
ちょっと思ったんだけどさ、やっぱり指紋って変わっちゃうんだよね???
e0075693_23243128.jpg
手術室から待合に行くと、スーツ姿の男性が一番近い椅子に座ってた。
「そこ空けろや!」というオーラが出まくってたのか、無言で椅子を譲ってくれた。
座って会計を待ってたら、そのスーツ姿の男性が「いいですか?」って診察室に声をかけたの。
で、車から男性が2人降りてきて、その後から手錠をしたままの男性と腰のところの紐を持った男性が降りてきた。
麻酔が切れてきて「フ~~~・フ~~~」と痛みと戦ってたんだけど、視線はそっちに釘付け。
すると隣に座ってたおばあさんが「この時間になると、あーゆーのが来るのよ」って教えてくれた。
どうやら拘置所で具合が悪くなった人を連れてくる病院に指定されてるようだ。

おばあさんは93歳で1人暮らしだそうで、宅配便とかが来たときに玄関を開けるのが怖いって話をしてた。
チェーンをしたまま確認してから開けた方がいいのはわかってるけど、足が悪いからチャイムがなってから待たせちゃうのが申し訳なくて「お待たせしました」って開けちゃうんだって。
そんな話をしてたら、看護師さんが抗生剤と痛み止めを3日分もってきてくれた。
今どき、処方箋じゃなくて薬自体をくれるなんて珍しいよね。
お金もその場で渡すと領収証とおつりをくれるの。
2階は入院施設にもなってるから、看護師さんは大忙しなんだろうなぁ~。

救急車で運んでもらったから「ここはどこ?」ってキョロキョロしながら歩いて帰った。
翌日も消毒に行かなきゃいけないから、場所がわからなくならないように病院の写真も撮っといた。
だって住宅街にある一軒家っぽい個人病院なんだもん。

家の前に着くと、バンコクから避難してきたピーチャイがタクシーから荷物を降ろしてるとこだった。
朝、バンコクからピーチャイが電話をしてきた時点では私が新宿まで車で迎えに行くことになってたんだけど、救急車を待ってる時に成田に着いたって電話が来たから「指ガッツリ切っちゃって、救急車待ってるとこだから迎えに行けない!」って言ったの。
ピーチャイは何のことか全く理解できなかったんだけど、私の勢いにおされて「うん、わかった」って言っちゃったそうだ。

食事の準備もまだだったけど、麻酔が切れて痛いし、気持ち的にもとても作る気にはなれなかったら、ピーチャイが原チャリで牛丼を買いに行ってくれた。
それを食べてから、やっと薬を飲むことができた。
でも・・・これが全く効かない!!
もう寝るしかないと思って、9時前にベッドに入った。

痛みに耐えながら掃除だけはしたんだけど、その前にちょっとだけ写真も撮ってみた。
洋服にも少しついてたけど、血っていろんなとこに飛び散るもんだねぇ~。
帰ってきたときには、もう固まっちゃってたけどね。
e0075693_012047.jpg
翌日、まだ痛かったけど、なんとなく痛みに慣れた感じ!?
ご飯を炊いて、お味噌汁を作って、アジの干物を焼いて朝食の準備をした。
寝てたピーチャイに「朝ご飯食べる?」って声をかけて、起きてきたピーチャイと朝食を食べた。

朝食後、消毒のために病院に行った。
消毒だけでもベッドに寝かされるから、手術のときにも思ったけど、“福島の干し柿 美味しいねぇ~”とか“高知のかつお ガブリッ”みたいな、ふざけたパンダの靴下はいてなくて本当によかったよ( ̄- ̄)
血でくっついちゃったガーゼをはがし、しみる消毒が済むと、新しいガーゼをかぶせてくれた。
そして、包帯から少し自由が利くネットになった。
e0075693_23564347.jpg
痛みは相変わらずだし、ガーゼには血がついてるし、ネットもきついけど、次回は土曜日。
たぶん消毒した時の血がついてるんだろう。
それにしても痛い!!(>_<)
そりゃそうだよね、切って縫ったんだもん。

そういえば、縫い終わった後に「骨までいっちゃってる感じある?」っておじいちゃん先生に聞かれたの。
指を動かして神経は大丈夫だなとは思ったけど、骨まではなぁ~~~。
「大丈夫だとは思うけど、わかりません」って答えたら、「あ、そう」って・・・。
ハンドブレンダーの刃を見たら、ほんのちょっとだけへこんでる部分があったのね。
だからって、いくらなんでもハンドブレンダーじゃ骨までは切れないと思うんだよねぇ~~~。
骨までいっちゃってたらどうなんだろう?って疑問を残しつつ、今日も痛みと戦っております(TへT)
[PR]

by hiro428 | 2011-11-11 14:34 | 未分類


<< 転院したい      帰国しました >>