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ヒマでも食べる

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2008年 03月 11日

お皿からはみ出す“シュニッツェル”

アウグスティナー教会の裏手にある「ブルク公園」には、“モーツァルト(1756年1月27日~1791年12月5日)”の像がある。
オーストリア土産に<モーツァルト・チョコ>ってのがあって、お土産屋さんの前にもモーツァルトの看板があるから、学生時代は誰がモーツァルトなのかもわかんなかったのに、今では「この人!」って当てることが出来る(笑)
像の前のト音記号の部分には、春になると花が植えられるんだって。
お花のト音記号って、きっと、かわいいだろうねぇ~(*'‐'*)
お皿からはみ出す“シュニッツェル”_e0075693_16402191.jpg
35歳で亡くなったモーツァルトの死因は、リューマチ性炎症熱と考えられてるけど、売れない二流音楽家達に敵視されてたから毒殺って噂もあるらしい!?
モーツァルトの遺骨は墓地の再利用のため整理されてバラバラになっちゃって、頭蓋骨だけが、現在、国際モーツァルテウム財団に収蔵されているそうだ。
ただ、その頭蓋骨が本物かどうかはわからなくて、モーツァルト一族の墓地から発掘した伯母と姪のものとされる遺骨とDNA鑑定をした結果、頭蓋骨はどっちとも縁戚関係が認められないばかりか、伯母と姪とされる遺骨同士も縁戚関係にないことが判明しちゃったそうだ。
なんだか、余計なことを・・・って感じ!?(爆)

散歩がてら行ってみた市立公園には、金色に光り輝く“ヨハン・シュトラウス(1825年10月25日~1899年6月3日)”の像があった。
団体ツアーの人達が写真を撮り終えるのをしばらく待ってから撮ってみた。
何気なく行ってみたけど、実は観光スポットだったらしい(笑)
お皿からはみ出す“シュニッツェル”_e0075693_16565157.jpg
一般的に“ヨハン・シュトラウス”って呼ばれてるのは、父であるヨハン・シュトラウス一世ではなくて、その長男であるヨハン・シュトラウス二世のことなんだって。
息子達が音楽家になることを反対してたお父さんもウィンナワルツの作曲家、指揮者、ヴァイオリニストとして有名だったけど、愛人を作って蒸発しちゃったらしい「(≧ロ≦)
その後、父親とは作曲家としてライバルになったんだけど、父親が他界してから正真正銘の“ワルツ王”と呼ばれるようになったとか・・・。
ヨハン・シュトラウス像のすぐ近くにベンチがあって、そこで老夫婦が日向ぼっこをしていた。
あまりにも気持ち良さそうだったから、隣のベンチに座ってみると、花のない花時計があった。
そういえば、後ろのきれいな建物はなんだったんだろう???
お皿からはみ出す“シュニッツェル”_e0075693_17134486.jpg
公園内には音楽家の像がいくつもあったんだけど、私でも知ってる有名なのがもう1つあった。
それは・・・“シューベルト(1797年1月31日~1828年11月19日)”の像。
モーツァルト像の周りにはこんなにたくさんの天使がいて、シューベルトだってウィーンを代表する作曲家の1人なのに扱いがずいぶん違わない!?
お皿からはみ出す“シュニッツェル”_e0075693_17194797.jpg
お散歩の後、遅めのランチを取る事にした。
1905年創業の「フィグルミュラー」は、お皿からはみ出すほどの特大豚肉シュニッツェル”で有名なお店。
ドアを開けると分厚いカーテンがあって、それを開けるといきなりテーブルが並んでる。
ここが入り口でいいんだよね???ってくらい入りにくかった(´△`)
お皿からはみ出す“シュニッツェル”_e0075693_1752157.jpg
昼間だったから、飲み物は“ミネラルウォーター”2.2ユーロにして、店名がついてる“フィグルミュラー・シュニッツェル”12.9ユーロと、ボーイさんに勧められた“ポテトサラダ”3.5ユーロを注文。
お皿からはみ出す“シュニッツェル”_e0075693_1753206.jpg
薄い肉とはいえ、2人で食べても十分な大きさだった。
近くのテーブルの男性が1人だけ完食してたけど、これを1人でたいらげちゃうって凄い・・・って思った( ̄ー ̄;)
ここは「特大」ってので有名だから、テーブルにパンは置いてあるけど、誰もそれには手を出そうとしてなかった(笑)
そして、そのパンはそのまま別のテーブルへ・・・本当だって!(* ̄m ̄)

by hiro428 | 2008-03-11 18:11 | '08 スペイン・オーストリア


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