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2008年 03月 16日

電車とバスの旅

ウィーンより田舎のほうが楽しいと思って、朝から電車の旅に出た。
地下鉄3番線で、“West Bahnhof駅”まで行った。
ここは、初日にシェーンブルン宮殿から乗った路面電車の終着駅でもある。
オーストリア鉄道「ÖBB」に乗換えるんだけど、ここは大きい駅だから窓口も存在していた。
チケットはスペイン同様、往復で買うと安くなるけど、単純往復じゃなかったからちょっと高くついたかな。
まず、“Wien West Bahnhof駅”から世界遺産にも登録されてる「メルク修道院」を見るために“Melk駅”までのチケット14.10ユーロを購入。
距離で値段が決まるらしく、チケットには「83km」と印字されていた。
チケットには時間も書かれてないから、何番ホームに行けばいいのかもわからない。
インフォメーションで聞くと2番と言われ、ホームのある2階に上がってからもう1度聞くと11番だと言われた。
どっちが合ってるんだろう???と、移動式のカウンターを押しながらホームの入り口にいた人に聞いてみた。
その人はすぐにいろんなバージョンの時刻表を見て、11番ホームを指差して「あれだ!」って教えてくれた。
「え?あれ?!」とホームの先のほうにとまってる電車を指差すと、「そうだ、もう出発するから走れ、走れ!!」って・・・。
無駄に長いホームの先に電車がとまってて、「えぇ~~~!!」って言いながら飛び乗った。
昨日の教訓が全く生かされてない私達、時刻表を調べた意味は全くなかった┐( ̄ー ̄)┌
乗ったはいいけど、乗換駅がわからない。
車掌さんが来れば聞けるって思ってるときに限って、車掌さんが来ない(>_<)
1駅目はまだ“Wien”って駅名についてたし、あまりにも近すぎるから、ここで乗換えだったら走らせないよねぇ~と見送った。
次の駅で降りてみようってことにしたんだけど、今度はなかなか駅に到着しない。
いつ降りるかわかんないから、暖かい車内で上着も脱げずに次の停車駅を目指した。
約50分、やっと2駅目“サンクト・ペルテン駅”に到着。
そうそう、ここが時刻表で調べたときにあった乗換駅だよぉ~~~!!
ドアに向かうと、車掌さんが黒人男性とドアの真ん前に立ってて、ドアが開くと警官2人にその男性を引き渡していた。
ホームに降りると、逃げようとする男性を警官がベンチに座らせて言い争っていた。
何をしたのかはわからないけど、私達の乗ってた車両には靴まで脱いで寛いでるおばあちゃんとか、携帯電話で話し込んでるおばちゃんとか、すごいのんきな空気が流れてたから、他の車両ではそんなことが起きてたとは・・・って感じ。
そんなことより、乗換の電車がどこに来るのかを聞くために駅員さんに声をかけた。
すると、「あそこの時刻表を見てくれ」って言われた。
時刻表にホームは書いてないって・・・と思いながらも時間をチェック。
時間はわかったけど、ホームはどこ???って、乗ってきた電車の車掌さんに声をかけた。
電車は出発するし、捕物劇!?のせいで仕事にもならなかった車掌さんは、かなり焦ってる。
それでも「あそこだ!」って急いで教えてくれた。
あまりにもアバウトな答えに困っていると、またまた別の駅員さんを発見!!
「この辺りにいればいい」って言われて、その答えはなんだ!?って思ってた。
電車がホームに入ってきて、その答えの意味がわかった。
やたらと長いホームには、行き先の違う2つの電車が入ってくるから、ホームがあってても前の電車と後ろの電車では大きな違いがある。
「この辺り」ってのは、「この辺りなら前にとまる電車に乗れるよ」って意味だった。
そこからメルク駅までは約25分、乗換なしで行ける電車より20分くらい早く着いたし、イロイロ見たりしたのも楽しかったかな!?
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駅を出ると、向こう~~~の方に「メルク修道院」が見えた。
駅前に地図があったから、まずインフォメーションに行ってみることにした。
インフォメーションは開いてなかったんだけど、入り口に立派な地図が置いてあった。
世界遺産に登録されると、他には何もなさそうな、こんな小さな町の地図でも立派になるんだなぁ~って感心しちゃった(笑)
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けっこうな坂道を上って入り口に到着。
10時過ぎだけど、人っ子一人いない。
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メルク修道院は、バーベンベルク家のレオポルト1世が10世紀に建てたお城がベネディクト派に寄贈されて修道院になったところ。
修道院の中は、高さ65mの塔がある教会、天井画が凄い大理石の間、歴代の皇帝とか司教に関する博物館、15世紀以前の法律・医学・文化に関する約10万冊の蔵書と約2千冊の写本が収められた図書館などがあるそうだ。
中に入るどころか、誰もいなかったからねぇ~(´ー`)
マリー・アントワネットがルイ16世のもとへ嫁ぐ時、ウィーンを出発して最初の一夜を過ごしたのがこのメルク修道院で、そのときに生徒達が壮麗なオペラを上演したんだけど、当のマリー・アントワネットはひどく沈んだ様子だったらしい。
14歳くらいじゃ、故郷を離れるのも結婚するのも不安でオペラどころじゃないよね(゜ーÅ)
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メルクは石畳のかわいい街だけど、お店はどこも閉まっていた。
開いてたのは、スーパーと銀行くらいかなぁ~(笑)
スーパーの前は広場になってて、そこからもメルク修道院が見えた。
物価を知るにはスーパーに入るのが手っ取り早い、チョコはウィーンより少し安かった。
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駅に戻って、“デュルンシュタイン駅”までのチケットを窓口で購入。
とっても親切な駅員さんで、わざわざ乗換時間とかまでプリントしてくれた。
時期外れじゃなかったら、ここからデュルンシュタインまではドナウ川観光船で移動できるんだけどね、残念・・・。
チケットを購入してすぐに窓口が閉められちゃったから、タイミングが合わなかったら、また券売機で悩むとこだった。
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メルク駅前からバスで“Spitz駅”まで移動。
その間には電車がないんだろうね、たぶん・・・。
運転手さんにチケットを見せてバスに乗り込む、乗客は全部で3人だった(笑)
しばらく走ると、車窓からはドナウ川を見ることもできて、観光船がある時期だったとしても、片道はこのルートが楽しいんじゃないかなぁ~って思った。
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約25分でSpitz駅に到着、そこからは1両しかない電車に乗った。
電車の中に券売機が置いてあって、1両なのにトイレまで完備してた。
でもね、電車はホームのある線路には着かないから、線路を渡って電車に乗り込むのよ(笑)
ホームに着く電車を待ってたら、逆行きの電車しか来なくて、きっと永遠に乗れなかっただろうなぁ~( ̄。 ̄)
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約15分で“デュルンシュタイン駅”に到着。
メルク駅から33kmで、バスと電車の両方のチケットで5.9ユーロだった。
駅からは葡萄畑も見える・・・ってことは、ここにもホイリゲが!?(〃∀〃;)
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お昼でお腹も空いてきたから、とっととおとぎ話の世界のようだと言われる街に行ってみることにした。
ホイリゲが開いてるようなら、昼間でも白ワイン飲んじゃうよぉ~~~って思ったんだけどね。

続く・・・。
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by hiro428 | 2008-03-16 11:35 | '08 スペイン・オーストリア


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