2008年 12月 17日
智レンティーノさんから情報が入りました!! もう1種類のパンツェロッティは“マスタード”だったと・・・。 しかも、「ヒロちゃんが先に食べてたほうじゃん」と言われてしまった(-_-;) 言われてみれば・・・マスタードとポテトと何かだった気がする。 どっちも美味しかったのに覚えてないなんて、ん~~~残念!! ミラノに着いてレストランより先に向かったのは「ZANI VIAGGI」っていうツアー会社。 レオナルド・ダ・ヴィンチの“最後の晩餐”を見るための予約は手数料を払えばネットでも出来るんだけど、予約できる時間帯ってのが朝か夕方の数時間で、ちょっと余裕ぶっこいてたらいっぱいになっちゃってたの。 でも、ミラノで“最後の晩餐”を見なかったら、ブランド品を買うわけでもないし、正直何もすることないのよねぇ~(笑) 何か見る方法はないか調べたら、現地の市内観光に申し込めば確実に見れるらしいって・・・。 もし、“最後の晩餐”が含まれてるツアーがいっぱいでダメだったら、そんときはダメ元で当日券があるか聞いてみようって話してたの。 カウンターのお姉さんが「今日の2時半のツアーはいっぱいだけど、明日のツアーなら9時半でも2時半でも空きがある」って言うから、翌日の9時半のツアーを申し込んでツアー代金1人55ユーロを現金で支払った。 集合場所は、ツアー会社から道を渡った所にあるピンクの建物の前に停まってる黄色いバスの前。 なんとなくバスの入り口近くにいた人の後ろにいただけなんだけど、後から来た人達も同じように後ろに並んでいったから、自然に列ができてた(笑) 私達が参加したのは英語のツアーだけど、日本語ツアーだったら、もっと高いんだろうなぁ~。 日本語ツアーがあるのかどうかは調べなかったけどね。 ガイドさんの名前は忘れちゃったけど、とってもステキなイタリア人の男性だった。 オシャレで、優しくて、気が利いて、身のこなしがキレイだと、ついつい“ゲイ”だと思ってしまうのは間違いかな??? イギリスで会ったガイドさんは日本人だったけど、やっぱりゲイっぽかったんだよね。 そういう人は細やかな気遣いもできて、ガイドって仕事がすごくあってると、私は思う(^-^) でも、ゲイじゃないのにゲイ疑惑をかけちゃってたらごめんなさぁ~~~い(笑) 内部は美術館になっていて、レオナルド・ダヴィンチのブドウの木で覆われた天井画がある“アッセの間”とか、ミケランジェロが視力を失いながら手探りで制作を続けたといわれる未完の遺作“ロンダニーニのピエタ”ってのもあるらしい。 残念ながら、寒~~~い外で説明を聞くだけで、中には入らなかったのよ(T-T) “最後の晩餐”は、この教会の隣にある旧ドミニコ派修道院の食堂の壁に描かれた420cmx910cmという巨大なもの。 レオナド・ダ・ヴィンチがミラノに滞在中だった1495年~1497年の間に描いたフレスコ画で、完成後まもなく傷み始めてしまったそうだ。 そもそも従来のフレスコ画と違う手法を使ったのが原因だったようだけど、ナポレオンの時代には食堂が馬屋に使われたり、二度の大洪水で壁画全体が水浸しになったり、1943年には戦争による爆撃も受けたんだって。 その空爆で食堂の右側の屋根が半壊したけど、壁画は爆撃を案じた修道士たちの要請で土嚢と足場で保護されたそうだ。 でも、土嚢は積まれてはいたけど、その後3年間は屋根の無い状態・・・今となっては存在自体が奇跡ってことらしいよ。 修復作業によって見れるようになったけど、1回に見学できる人数は25人、1回の見学時間は15分と決められていて、もちろん撮影も禁止。 こんな機会は滅多にないからね、一番前で隅から隅までジーーーックリ見ちゃったよ。 それはキリストが12人の弟子に「自分を裏切る弟子がいる」ってことを語ってる場面で、銀貨30枚でキリストを売った裏切り者のユダはキリストの左側の3人目、手には袋を持ち、顔には光が当たらないように描かれてた。 外観は、これがスカラ座!?って感じだけど、撮影禁止だった劇場はやっぱり素晴らしかったよ。 でもね、「付属博物館」は興味がないから退屈だったかなぁ~(笑) 新宿出身者としては、スカラ座といえば「新宿スカラ座」のほうが身近なんだけどね(* ̄m ̄) そうそう、スカラ広場にあった“レオナルドと4人の弟子の像”ってのを見て、私が「これって、あのレオナルド(ダ・ヴィンチ)?」って聞いたら、智レンティーノが「レオナルドなんていっぱいいるからなぁ~」って言ったの。 でも、やっぱり、あのレオナルドのことだったらしい・・・写真撮りそびれたぜぇ~(-_-;) そのスカラ広場の反対側には「マリーノ宮市庁舎」ってのがあったけど、入場する列が出来てたから、てっきり美術館かと思った。 ドゥオーモ内部の見学もついてるのかと思ったら、ここで説明して解散らしく、ヘッドセットを返して、質問のある人以外はみんな散り散りに去っていった(笑) ちょうどお昼の時間だし、近くにある「Papa Francesco」ってお店に行ってみた。 *Via Tommaso Marino 7 ここにも日本語メニューが置いてあって、少しだけ日本語が話せるおじさんがいた。 飲み物はいつものハウスワインのハーフボトル。 日本語メニューには書いてなくて、表の看板に写真が載ってたジェノベーゼがなかなか通じなくて、智レンティーノがおじさんを連れて表の看板を見に行ってくれた(笑) このジェノベーゼ、ものすご~~~く美味しかった!! ソースがコテコテで美味しかったよぉ~~~(笑) 私達のテーブルを見たお客さんが必ず「あれは何?」って聞いてたのが、牛肉ときのこの銅版焼きみたいなやつ。 牛肉のカルパッチョみたいのを頼んだつもりでいたら、こんな凄いのが来ちゃったの(爆) ジェノベーゼとニョッキは2つで26ユーロ、牛肉のは25ユーロ・・・( ̄  ̄!) コペルトが1人3.50ユーロ、ワインのハーフボトルが10ユーロで、合計68ユーロだったけど、ここはサービスも良かったから、68ユーロも高くは感じなかったなぁ~。 全部で30人のツアーだったから、最後の晩餐を見るには5人だけが15分後のグループになっちゃったのね。 さらにタクシーで乗り付けて最後の晩餐だけ参加した人達が1回目に割り込んできたから、10人近くが次のグループだったわけ。 私と智レンティーノは1回目のチケットを配るときにサッと手を出したから、1回目のチケットを難なくゲットできたんだけど、そのカップルは2回目になっちゃったみたいで、その説明を彼女だけが一生懸命ガイドを見ながら目をまん丸にして聞いてたの。 で、彼のほうは・・・ヘッドセットがついてるから説明は聞こえてるだろうけど、遠くで知らんぷり。 彼女の必死さはとても英会話は任せて!って姿には見えなくて、最後の晩餐が見れないわけでも、ガイドが難しいことを話してるわけでもないんだけど、なんだか本当にかわいそうだった。 もし、彼も英語がわからないとしても、2人で聞けばなんとかなるってこともあるじゃん。 彼女に任せっきりな感じに見えたから、勝手な想像ではあるけど、私達には最悪な男の姿に見えて仕方なかった。 「なんだアイツ、最悪だな。っつうか、クズ男だな。」「いや、ダメ男だな。」と暴言を吐いてる私達にも問題あり!?(ー’`ー;)
by hiro428
| 2008-12-17 18:14
| '08 イタリア
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